頑張って通院をして、やっとのことで終わった治療。しかし、また同じ歯が虫歯になってしまった。こんな経験ありませんか。
歯科の病気は日々の生活習慣によって病気が引き起こされることがほとんどです。まずは、病気となる「原因」を突き止め、「再発させない」ために、あなたに合った「歯の健康法」を考えて、私たちが一緒になってお口の健康をお守りします。
検査結果を元に「病気の原因」を突き止めることが重要です。
セルフケアと定期検診のどちらもが予防歯科に重要です。
大人の歯の数は、28本(親知らずを含めれば32本)あります。このうち、日本人が80歳になっても残っている歯の平均本数は、たったの8本!多くの人が総入れ歯になってしまっているのが現状です。その状況を、あなたは「歳をとれば、歯はなくなるものだから仕方ない」と思いますか?
グラフをご覧いただければ、決してそうではないことがお分かりいただけるでしょう。
あなたの両親や祖父母が、歯を失って「もっと好きな物を食べたい」「若い頃から歯を大事にすれば良かった」と後悔されているとしたら…。食事を含めて同じような生活スタイルで過ごしているあなたも、両親や祖父母の年齢になった時に、同じ状態で後悔しているかもしれません。
日本人が定期的に歯科医院で検診やクリーニングを受けている割合は、わずか2%。それに対して、“世界一むし歯になる人が少ない”といわれるスウェーデンは90%。歯科検診やクリーニングをごく普通に生活習慣として取り入れているアメリカ・イギリスなどの先進国も、それぞれ高い割合です。これらの国では、80歳になっても平均17~20本の歯が残っているのです。
「自分の歯がたくさん残っている人ほど、からだ全体にかかる医療費が少なくなる」。そんな驚きのデータがあります。医療費が少しで済む人は、病気になりにくく、病気にかかっても初期段階で治る場合が多いと考えられるでしょう。
たとえば、残っている歯が4本以下の人の場合、年間の医療費は平均50万円かかります。それに対して、20本以上ある人は平均35万円程度。そこには1.5倍もの差があるのです。
入れ歯にすると、天然歯と比べて噛む力が1/5以下、咀しゃく効率(どのくらい効率よく噛み砕けるかの指標)は1/6に落ちてしまいます。歯を失くすと噛む力が弱くなるため、好きな食べ物をしっかり味わう楽しみを失うだけでなく、硬い食べ物を避けるようになり、食生活が偏って栄養不足に陥ることも。さらに、噛む力が弱くなると身体機能も低下しやすく、介護が必要になったり、寝たきりになったりする割合が高まると言われています。
「治療」よりも「予防」。
いわた歯科クリニックでは、お口は健康の入り口と考えております。
お口の中にはたくさんの細菌がおり、むし歯や歯周病、全身疾患の原因にもつながります。だからこそ、虫歯や歯周病などにかかってからの治療ではなく、お口のトラブルを起こさないための予防治療を大切にしています。
予防のメリットは、お口の健康はもちろん、自分の歯でおいしく食べたり、思いきり笑ったりできるなど、毎日の生活がより豊かになること。当クリニックでは、確かなスキルをもった歯科医と歯科衛生士が予防ケアを行うと共に、患者さんご自身が行うセルフケアの指導も重視しています。
すべては、予防を暮らしのスタンダードにして、健やかな暮らしを送るため。いわた歯科クリニックは、スタッフ一同、質の高い予防ケアに努めることをお約束します。
一番大切なことは、「自分のお口の中を知ること」です。お口の中は、お一人お一人違います。むし歯や歯周病の原因を探り、お口の特徴を知り、患者様にあわせた予防治療をすることが重要です。また、新型コロナウイルスの流行もあり、感染予防に対する意識を改めて考え、感染予防の重要性を再認識し、これまで以上に、予防治療に力を注ぎ、「患者様にあわせた予防プログラム」をご提案させて頂きます。